映画「ヒメアノ~ル」を見た スプラッターというほどじゃなかったです
映画「ヒメアノ~ル」の感想になります。
ヒメアノ~ル であり、ヒメアノールではないようです。
この「~」へのこだわり…
個人的にはいらないと思います。
それはさておき。
けっこうおもしろかったです。
ただ、思うほどグロくはなかったのでございます。
スプラッター映画は苦手な私ですが、それほど目を背けずに見続けることができました。
以下、ちょくちょくネタバレします。
他の感想でもちらほら話題にのぼりますが、森田剛の教室自慰シーンの目つきが、
トラウマになるぐらいこわいのでございます。
イジメはやっている人だけが楽しくて(※)、まわりも不愉快な人が多いと思いますねほんとに…。
※楽しくて
幼い自我の一時的な快楽に過ぎず、心から楽しんでいるわけではないと信じたいですけれど…。
あと、やはり、ムロツヨシの醸し出すガス抜きの雰囲気が素晴らしいです。
天性のものがありますよね。
ムロツヨシが登場したら観客は気を抜いていい合図。
イメージが固定してムロツヨシとしていいのかどうかわかりませんが、はりつめた流れのなかで、とてもリラックスさせてくれます。
そして、濱田岳の童貞演技、素晴らしいです。
星野源とは比べ物にならない、真性童貞のかおりがします。男の私から見ても、濱田岳の童貞演技はこそばゆいぐらいリアリティがあります。
森田剛の残虐性、ムロツヨシの安定性、濱田岳の童貞性、男の要素が詰まった作品といえそうです。
あ、ストーリーはわかりやすいので解説いらないと思います。
よかったらこちらもどうぞ。
yubinya-natalie.hatenablog.com